視点10 : ルター。『論題』で世界を動かした男。
視点10 : ルター ©Dirk Wiedlein

視点10 : ルター。『論題』で世界を動かした男。

ルターは、反骨の修道士にして教授、さらには宗教改革者でしたが、ドイツにとっては “偉大なる息子” でもあります。マルティン・ルターが、有名な『95ヶ条の論題』をヴィッテンベルクの城教会の扉に貼ってから、間もなく500年です。この伝説的な宗教改革者ゆかりの場所が、ザクセン・アンハルト州やテューリンゲン州、ザクセン州に多数存在し、25年前の壁崩壊からは再び見学できるようになりました。これらの場所は、観光の国ドイツの文化ツーリズムに、さらなるアクセントをもたらしているのです。

『95ヶ条の論題』と多数の “現場” 。

アイスレーベンで生まれて、エアフルトに学び、ヴィッテンベルクで教授となって、ヴォルムス帝国議会に召喚される : ルターが足跡を残した場所は、この強靱な意志を持つ人間とその重要性を識るための、興味深い観光名所になっています。

ルター街道は、新たな文化ハイライトを結ぶ、全長1200キロメートルのルートです

コーブルクアウクスブルクニュルンベルクハイデルベルクブレッテンシュパイヤーヴォルムスマールブルクバート・ヘルスフェルトといった、宗教改革の “現場” 36か所が、比類の無い体験へと招きます。そして、全国規模のものとしては初めての特別展が、2015年にエルベ河畔の町トルガウのハルテンフェルス城でスタートします。

ルター都市アイスレーベン&ヴィッテンベルク

公式に「ルター都市」を冠しているように : いずれの都市も、ドイツ史におけるマイルストーンであり、ユネスコ世界遺産都市です ─ その対象物件としては、アイスレーベンにある「ルターの生家」やヴィッテンベルクの聖マリエン市教会、「ルターの墓」がある城付属教会などが挙げられます。当時としては一般的な行為だった贖宥状 (免罪符) の販売を、「魂の救済を金銭と交換するようなもの」と断じた人物は、様々な痕跡を残しました ─ これらの痕跡は、現在にも遍在し、人々を惹き付けています。

アイゼナハのヴァルトブルク城

ユネスコ世界遺産のヴァルトブルク城は、かつてルターが隠伏していた場所であり、今日でもルターシュトゥーベ (ルターの部屋) を目にできます。

エアフルトのアウグスティノ会修道院

ルターが修道士として生活していた場所であり、ルターに関する展示の他に、彼が使用していた房も見学できます。図書館は、約6万冊という、教会関係施設のものとしてはドイツ屈指の蔵書を有しており、その中には宗教改革に関する書籍やルターの著作も含まれます。

有名な友人

ルターは、ルネサンス期の画家ルーカス・クラナッハ (父) と、深い親交を結んでいました。ヴィッテンベルクにあるクラナッハの家では、後に妻となるカタリーナ ─ 当時この家に匿われていました ─ と知り合っています。

旅のヒント : ルターの結婚式

夏のヴィッテンベルクで3日間続くような結婚式に出会ったら、ルターとカタリーナの結婚を祝う催しに違いありません。それは、中世へと誘う魅力的なタイムトラベルであり、ハイライトになるのは歴史的な行列やルネサンス期の音楽などです。2000人を超える参列者たちが、当時の衣装をまとった新郎新婦と共に、市街地を練り歩きます。そして夜には、現代的な音楽も演奏されます。

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