Bavarian Forest National Park
Bavarian Forest National Park

果てしなく広がる原生林 ─ バイエルンの森国立公園

ドイツ最南東の連邦州バイエルンでは、1970年にドイツで最初の国立公園が設立され、1997年には現在の面積 (243平方キロメートル) にまで拡張されました。

バイエルンの森国立公園は、東側に隣接するシュマバ(ボヘミアの森)国立公園と合わせると、連続する森林保護区としては中央ヨーロッパ最大になります。 「自然のままに」 ─ これこそが、バイエルンの森国立公園の哲学であり、自らの法則によって、自由に、そして妨げられることなく広がってきた自然を反映するものです。 標識が設けられた300キロメートル以上のハイキングコースで、200キロメートル近いサイクリングルートで、あるいは80キロメートルものスキーコースで、夏にしろ冬にしろ国立公園の美しい風景を身近に体験したい人は大歓迎です。 美しい風景といっても多種多様です。たとえば、最大で95%も森に覆われた、自然のままの中級山岳地帯を通る旅では、神秘的な湿原や澄みきった渓流、そして国立公園内唯一の氷河湖であるラッハゼル湖が待ちかまえています。 この他のハイライトとしては、「ヴァッツリックの杜」や「縦穴とフェルト」、「魂の山道」などの様々な体験ルート、ルーゼン・ハイキングエリア、ラッヘル=ファルケンシュタイン原生林、岩場ハイキングエリア等が挙げられます。 冬が長くて雪が多く、どちらかといえば厳しい大陸性気候と、600メートルから1,453メートルという大きな標高差が、ワシミミズクやフクロウ、ワタリガラス、カワウソ、オオライチョウ、エゾライチョウ、ミユビゲラといった動物にとって、理想的な生活環境をつくりだしています。これら動物の多くは、ノイシェーナウ近郊の動物公園で目にできます。 子供たちは、森林の遊び場やファルケンシュタインの原生林キャンプ ─ ヨーロッパでも他に類を見ないものです ─ といった無垢の自然の中で、またとない体験ができます。 そして、もっといろいろなことが知りたいなら、ノイシェーナウ近郊のインフォメーションセンター「ハンス・アイゼマン・ハウス」や聖オスヴァルト博物館で、バイエルンの森国立公園の歴史を学んだり、興味深い情報を集めることも可能です。