ブドウ畑、急斜面のテラス畑、数百年前の石垣、ロマンチックなブドウ畑の家のある風景が、高級ワインが生まれるザーレ・ウンストルート生産地域の景観の特徴です。美しい川の谷、テラス状のブドウ畑といった印象的な風景が、独特の地中海的な魅力を醸し出しています。温暖な気候、土壌、目標を定めた調整、経験豊かなブドウ栽培家により、高品質の個性の強いワインが造られます。
三つの ドイツ連邦州 にザーレ・ウンストルート地域はまたがっています: ザクセン・アンハルト州 (604ヘクタール)、 テューリンゲン州 (54ヘクタール)、 ブランデンブルク州 (7ヘクタール)です。30余りのブドウ品種が見受けられ、ドライなワインが造られています。白ワインのトップはミュラー・トゥルガウ種で、ヴァイスブルグンダーとジルヴァーナーが続きます。辛口のリースリングや珍しいグートエーデルも好まれています。ポルトギーザー種、ブラウアー・ツヴァイゲルト種やシュペートブルグンダー種の赤ワイン(25%)は力強く果物香があります。ケルンリングやアンドレといった外来種や、深い甘みの珍しいワインもお試しいただけます。
典型的なザーレ・ウンストルートのワインは、エレガントなデリケートな果物香のブーケがあるミネラルを感じさせるワインです。ザーレ川とウンストルート川の風景は、湿地帯と峡谷の変化に富む景色です。貝殻石灰風化の土壌ですが、ブンテル砂岩、黄土粘土、コイパー粘板岩も見られます。三畳紀の遺物によりザーレ・ウンストルートのワインははっきりとミネラルのアクセントが認められます。現在、ブドウ栽培地域には「シュロス・ノイエンブルク」、「テューリンゲン」、「マンスフェルダー・ゼーエン」の地区と、4つの総合畑、38の単一畑があります。
北緯51度という最北にあるワイン生産地域ですが、適度の日照と冷気に恵まれ、長いブドウ育成期間が得られます。ブドウ畑は南に向き、川の渓谷では「温い島」が温暖な小気候を生みます。ブドウ栽培は渓谷やそれに隣接する平らな畑、斜面の畑で行われています。年間平均気温は10度弱で、日照時間は年1,600時間になります。ザーレ・ウンストルートの年間降水量は500ミリで、ドイツではもっとも雨の少ない地域のひとつです。
40以上の個人ブドウ園とフライブルク・ブドウ栽培業者協会、プフォルタ僧院州立ワイン醸造所、ロートケップヒェン・ムム発泡酒ゼクト醸造所が ザーレ・ウンストルート・ワイン街道 に沿ってあり、ワインの試飲や食事、滞在ができます。ザーレ・ウンストルートには500以上の副業ブドウ栽培業者がいます。多くのブドウ栽培家と農家はブドウをフライブルク・ウンストルート・ブドウ栽培業者協会に納入します。ここで350ヘクタールの畑から採れたブドウを搾り、醸造し、ビンに詰めます。ワイナリーの直営パブや居酒屋で美味で多様なワインを試し味わうことができます。
ザーレ・ウンストルートのワイン文化景観が、土地と人々のアイデンティティになっています。この地方を旅すると社交的な人々、楽しい集まり、おもてなしに出会います。ワインを飲むと命を吹き込まれ、空想がかき立てられ、人々を結びつけます。ワインは人と世界を楽しく強く結びつける生きる術であり、文化と詩です。
ザーレ川は、フィヒテル山地に源を発し、古城がそびえる丘陵や山、のどかな村や賑やかな町の間を縫って、エルベ川の方向へと流れます。ザーレ・サイクリングロードは、スリルに満ちた長さ427キロメートルのサイクリング路です。
詳しく
古城の多いこの地方で魅惑的な発泡音を出しているのは、発泡酒ゼクトだけではありません - ドイツ最北のワイン街道であるザーレ・ウンストルート・ワイン街道 - 約60キロメートルに沿って、美しい風景とともに特等のワイン産地があります。