バーデンは特色のあるワイン生産地域です。片側はオーデンヴァルトや黒い森の山地、もう一方にはヴォージュ山地により守られて、ドイツでもっとも陽光の多い暖かな気候で、気温はほぼ地中海なみと言ってよいほどです。この温暖な気候と恵まれた土壌によりバーデン地域はヨーロッパでもトップのワイン生産地になっています。美味しいワインと料理、温かいおもてなしがバーデンの人々の生活の特徴です:この地域はグルメのメッカとして知られています。
バーデンはドイツで第三番目に大きいワイン生産地域です。ブドウ栽培地の40%は主にシュペートブルグンダー種の赤ワイン用ブドウで、60%が白ワイン用ブドウとなっています。ドイツで栽培されるシュペートブルグンダー種の半分以上はバーデンで産します。したがってバーデンは世界でもっとも重要なシュペートブルグンダー種ブドウ栽培地域のひとつです。バーデンはブルグンダーワインの土地:ブドウ畑の半分以上はシュペートブルグンダー種、グラウブルグンダー種、ヴァイスブルグンダー種が占めています。リースリング種とミュラー・トゥルガウ種の白ワインも重要な位置を占めています。バーデンならではの独特のブドウは、グートエーデルです。
バーデン生産地は、南のボーデン湖からブドウ栽培地のタウバーフランケン地方まで細長く400Kmに及び、さらに9つのワイン生産地域に分かれています。長く伸びているため風光は変化に富み、土壌もさまざまで、氷堆石、第三期石灰・粘土・泥炭石、巨大な黄土堆積、火山土壌、花崗岩風化土壌、貝殻石灰岩、コイパー砂岩が見られます。土壌の多様性はワインに現れ、そのためワイン愛好家にとってバーデンはとくに魅力的な産地となっています。
バーデンはドイツでもっとも温暖で日照に恵まれた地方なので、ドイツの日光浴のベンチと言われます。黒い森山地の堰止湖に夏にたっぷりと雨が降るので、ブドウに十分に水を供給できます。温かさ、日照、降雨の気候要素がこのように最高の形で得られるところは、世界でも珍しいのです。そのためワイン用のブドウには十分な糖分が作られ、ミネラルが高い割合で蓄えられます - 高品質の価値あるワインの生産のための最高の前提条件が揃っています。
バーデンのほとんどの家族経営ワイン生産農家は、生産者団体(ブドウ栽培業者協同組合)に属し、厳格な品質規定にそってブドウを栽培しています。77の協同組合が、バーデンワインの80%を生産しています。さらに400のワイン生産者が独自で高品質のワインを醸造し、バーデンワインは一層多様になり、バーデン地域の名声を高めています。異なる小気候が、9つのワイン生産地区の個々の畑に影響を与えます。
地中海的な気候と愛すべき景色が、バーデンのワイン生産地域の人々の生き方に色濃く出ています。バーデン人は心温かく、親切で、人生の楽しみ方を熟知しています。このバーデン風の生き方は有名で、旅行者も同じようにのんびりと過ごせます。バーデン地方ほどレストランに星が多い所はドイツでは他にありませんが、表彰を受けていないレストランや旅館もバーデンの食文化を立派に代表者しています。
バーデン・アスパラガス街道は、街道名が内容を示しています。根っからのグルメはもうとっくに知っています:このルートは最高のアスパラガスの「記念碑」であることを。アスパラガスの町シュヴェッツィンゲンをスタートして、ライリンゲンや カールスルーエ 、ラシュタットを通り、シェルツハイムへと続く、ほぼ136キロメートルのルートです。
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