聖エメラム宮殿

聖エメラム宮殿 ─ レーゲンスブルクにおけるトゥルン・ウント・タクシス家の居城

1748年にフランクフルトからレーゲンスブルクに移ってきたトゥルン・ウント・タクシス侯爵家が、ほぼ200年間にわたって住んでいます。 聖エメラム宮殿は、1816年から壮麗なレジデンツに改築され、今日ではドイツ歴史主義を代表する建築物に数えられています。

バイエルン州のレーゲンスブルクでは、200年来トゥルン・ウント・タクシス侯爵家の居城である、聖エメラム宮殿が訪問者を迎えています。 1812年に侯爵家は、バイエルンにおける郵便事業独占権を失った代償として、かつて聖エメラム帝国宗教財団の修道院だった建物を手に入れました。 この建物は、1816年から壮麗な宮殿に改築されました。今日ではドイツ歴史主義の最も重要な建築物に数えられ、歴史主義様式の発展型ともみなされています。 宗教建築物だった過去を印象的に物語っているのが、旧ベネディクト会修道院のロマネスク・ゴシック様式の回廊で、もともとは11 世紀のものとされています。 この他の聖エメラム宮殿のハイライトとしては、ネオ・ルネッサンス様式による大理石階段ホール、そして「黄色の間」や「銀色の間」といった華美な部屋が挙げられます。 「謁見の間」は、ゴールドとホワイトのデコレーションにより、厳かな輝きを放っています。 賑やかな祝宴の雰囲気を伝えるのは、ロココ&ネオロココ混合様式による、2階吹き抜けの舞踏会広間です。 そして図書室 ─ 1737年に有名な芸術家コスマス・ダミアン・アサムが天井にフレスコ画を描いた、バロック様式のホール ─ には、約12万冊もの蔵書があります。 侯爵家ビール醸造所も、宝物庫同様に訪れるだけの価値があります。醸造所は、1910年から1935年にかけて馬車庫や厩、侯爵家式部官の執務室として利用されていたものです。宝物庫には、高価な調度品や特殊な武器、素晴らしい陶磁器が展示されています。 そしてレーゲンスブルクには、もちろんこの他にもヴァルハラなど多数の観光名所があります。ヴァルハラは、「死者のホール」の意味する建物で、ルートヴィヒ1世統治下の1830~1842年に、レオ・フォン・クレンツェによって建てられました。 同じく見逃せない建築物として、ケルハイム市の上の高台にある、解放記念堂が挙げられます。これは、解放戦争における対ナポレオン戦の勝利を記念して建てられたものです。

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