Aachen Cathedral
Aachen Cathedral ©DZT
世界遺産全物件のA~Z

アーヘン大聖堂

1978年にアーヘン大聖堂が、ドイツで初めての世界遺産としてユネスコのリストに登録されたのももっともなことです:790年頃から800年頃にかけて建造された大聖堂は、建築や芸術の歴史において普遍的な意義を有しており、代表的な宗教建築物に数えられているからです。 カール大帝の墓所でもある大聖堂では、600年にわたって神聖ローマ帝国の皇帝たちの戴冠式が執り行われていました。

カール大帝は、800年頃にアーヘンを帝国の中心とした際、この地を新たなローマにしようと考えていました。 そして、皇帝居城の礼拝堂 ─ 現在の大聖堂における最古の部分 ─ は、宗教上の中核になるべき存在だったのです。 平面的には八角形で丸屋根を頂く記念碑的建造物は、わずか10年余りの工期で完成したと今日推測されています。東西両ローマ帝国の (国民の間に根ざした) スタイルが調和する、建築芸術における傑作です。 814年にカール大帝が没すると、皇帝居城の礼拝堂が墓所になりました。 現在カール大帝の石棺は、ゴシック様式による内陣ホールの中 ─ オリジナルの玉座のすぐ傍 ─ にあります。

そして大聖堂回廊部の宝物庫には、ヨーロッパ屈指の教会財宝が保管されています:たとえば、古代後期から中世までの貴重な聖遺物などです。 ここでは、一部金メッキが施された「カール大帝の胸像」を目にできますし、1000年頃に制作された「ロタールの十字架」は、現在でも主要祝祭日に、典礼用具として信者に示されています。 中世以降の大聖堂は、これら所蔵する聖遺物により、巡礼地としての重要性がますます高まりました。 とはいえ、再三にわたってアーヘンを世界政治の中心に押し上げてきたのは、皇帝の戴冠式です。 崇高さと荘厳さにおいて及ぶものがない建物の中では、936年から1531年までの間に、30人以上の神聖ローマ帝国皇帝が戴冠式を執り行いました。 この史実は、かつての皇帝都市アーヘンへの訪問を、忘れがたい体験にしてくれます。

旅行情報&サービス

アーヘン大聖堂と大聖堂宝物庫:毎日開館

大聖堂ガイドツアー:日に複数回、英語ガイドツアーは14:00。

イベント

2014年6月20日~29日、アーヘン聖遺物展観、 www.heiligtumsfahrt2014.de

2014年6月20日~9月21日:『カール大帝 ─ 権力、芸術、財宝』展、アーヘン市内3か所で開催、 www.karldergrosse2014.de

リンク:www.aachendom.de

アーヘン大聖堂 は、次のスポットと共にユネスコ・ルート „生きる喜びと高度な文化“ を構成しています:

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