フランケン地方の文化の中心地の七つの丘の上に、千年の歴史を秘めた司教と皇帝の町バンベルクがあります。
バンベルクの町の基を築き発展させたハインリッヒ二世(1024年没)は、バンベルクを神聖ローマ帝国の中心地に格上げし、自領地の首都としました。大聖堂、旧市庁舎、新宮殿、聖ミヒャエル僧院といった建造物群や、レグニッツ川とその支流と運河、そこに架かる橋がバンベルクの景観を作っています。町を歩くと一歩進むごとにロマンチックな雰囲気が増してくるように感じます。バンベルクはバロックの町の姿をしていますが、中世の遺構を失ってはいません。バンベルクは第二次大戦の戦火を免れ、旧市街は昔のままの姿を保ち、ドイツで最大のまとまった旧市街建物群を誇ります。活気ある文化都市として旅行者の五感に語りかけてくる町です。建築構造を元のまま保持する、中世都市遺構を維持する、そして都市、風景、川の景観を調和させる、そのすべてが奏でる合奏が世界遺産の町バンベルクの特色です。