ブレーメン市庁舎のユネスコ世界文化遺産認定の理由の一つに、いわゆる「ヴェーザールネッサンスと呼ばれる北ドイツに見られる後期ルネッサンスの卓越した建築様式」が強調されていました。
ブレーメン市庁舎建物は600年の間ほとんど姿を変えることはありませんでした。上と下の階にある二つ豪華なゴシック様式の広間は、自由ハンザ都市ブレーメンの政治的重要性をよく表しています。ローラント像についてユネスコの専門家は「自由と市場開設権の象徴として建てられたローラント像の中で、最も古く最も重要なローラント像のひとつ」とお墨付きを与えています。ブレーメンのローラントは自由ローラントです。1404年に建てられた石像の盾には「余は自由を民に示す」と刻まれています。ブレーメンの市民はローラント像が立っている限り町の自由は守られると信じています。ブレーメン市庁舎とローラント像は、神聖ローマ帝国の時代に勝ち取った市民の自治と主権の証です。