Frontiers of the Roman Empire: Upper Germanic-Rhaetian Limes
Frontiers of the Roman Empire: Upper Germanic-Rhaetian Limes ©DZT, Gundhard Marth
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ローマ帝国の国境線:オーバーゲルマン=ラエティア・リーメス

古代ローマの国境防衛施設リーメスは、ライン川からドナウ川まで全長550キロメートルにも達する、地上のものとしてはヨーロッパ最長にして最も印象的な “考古学記念物”です。 砦や物見櫓、壁、防御柵からなるリーメスは、約2000年前の世界帝国が、その領土を “野蛮人たち” から守るためのものでした。

リーメスは、ライン河畔のバート・ヘニンゲン/ラインブロールからドナウ河畔のアイニング砦 (レーゲンスブルク近郊) まで続いています。 オリジナルそのままに保存された古代ローマの遺構の他にも、修復された個所や発掘された部分、再建されたものがあり、場所によっては森林や草原を一直線に貫いているリーメスを自分で見つけることができます。 このルートで特別なハイライトになっているのが、バート・ホンブルクのザールブルク ─ 完全な形で再現された砦 ─ とオスターブルケンの古代ローマ博物館、リーメス情報センターが併設されたヴァイセンブルクの古代ローマ博物館、アーレンのリーメス博物館 ─ 考古学公園と砦と古代ローマ浴場を備える南ドイツ最大の古代ローマ博物館 ─ です。 本来の防御施設は、オーバーゲルマン地方のリーメスに土塁や濠が極めて良好に保存されており、とりわけヴェスターヴァルトやタウヌスといった森林地帯で数多く目にできます。 ザールブルクを見学するなら、砦を中心にタウヌス山地を歩く、全長約2キロメートルの「ザールブルク周回コース」と組み合わせることで、古代ローマ人の生活環境についてより深い知識が得られるはずです。 その後は、古代ローマ・ミュージアムカフェ「タベルナ」での休憩をおすすめします。 ちなみに「オーバーゲルマン=ラエティア・リーメス」は、独立した世界文化遺産ではなく、「ローマ帝国の国境線」の一部であり、最初に登録されたのはイングランドの「ハドリアヌスの長城」です。 そして2008年には、スコットランドの「アントニヌスの長城」が追加されています。 とはいえ、リーメス自体が印象深い存在であることに変わりはありません。

旅行情報&サービス

バート・ホンブルクのザールブルク

考古学公園&博物館、3月~10月の毎日9:00-18:00、11月~2月の月曜日を除く毎日9:00-16:00、リンク: www.saalburgmuseum.de

オスターブルケンの古代ローマ博物館

月曜日を除く毎日開館、

リンク: www.roemermuseum-osterburken.de

アーレンのリーメス博物館

火曜日~日曜日の10:00-17:00、無料ガイドツアーは毎月第1日曜日14:30。

リンク: www.limesmuseum.de

ヴァイセンブルクの古代ローマ浴場と古代ローマ博物館、リーメス情報センター

1月~2月は月曜日~金曜日、3月~12月は毎日開館。

リンク: www.weissenburg.info

ローマ帝国の国境線:オーバーゲルマン=ラエティア・リーメス は、次のスポットと共にユネスコ・ルート „ローマ帝国時代と生活様式“ を構成しています:

ルート „ローマ帝国時代と生活様式“ の概要へ

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