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ロルシュ ベネディクト派修道院と アルテンミュンスター

    ロルシュ修道院

    ロルシュの有名なカロリング王朝の門と王の門は、ドイツにおけるロマネスク以前の建築様式で、もっとも重要な建築遺産のひとつです。

    建物が正確にいつ建てられたのか、本来の目的は何なの定かではありませんが、建物正面と上層階に見られる見事な装飾から、中央ヨーロッパで最も大きく重要な修道院のひとつであったロルシュ修道院の失われた建物がいかに素晴らしいものであったか、推測できます。764年頃に創設され、宗教改革の時代(1557年)まで存続していましたが、三十年戦争でほぼ全部破壊されてしまいました。修道院はかつてオランダの北海からスイスまで各地に所領を有していました。ロルシュには当時非常に重要な図書館があり、中世における学術中心地のひとつでした。ロルシュで書かれたもので最も有名な書物は、通称ロルシュ薬局方があります。古代ギリシャローマ以降における科学的医学の始まりといわれています。