Würzburg Residenz Palace and Court Gardens
Würzburg Residenz Palace and Court Gardens ©CTW Würzburg
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ヴュルツブルクのレジデンツと宮廷庭園

一般にヴュルツブルクのレジデンツ (司教館) は、ドイツで最も純粋にして最も際立ったバロック宮殿とされています。 レジデンツは、1740年から1770年にかけて建設され、1765年~1780年には周囲に華麗な宮廷庭園が造られました。栄光に満ちた時代を体現する、ヨーロッパ屈指の領主宮殿といえます。

この巨大建築プロジェクトの総指揮を執ったのは、ヴュルツブルクの宮廷建築家バルタザール・ノイマンですが、彼の立場は決して羨まれるようなものではありませんでした。 ノイマンは、多数のデリケートな芸術家たちの機嫌を取って、モチベーションを高め、全力を尽くすようにしむけていたのです:その中には、ルーカス・フォン・ヒルデブラントやマクシミリアン・フォン・ヴェルシュ、ロベール・ド・コット、ジェルマン・ボフランなど、当時のドイツとフランスを代表する建築家の名前も見られます。 そして、イタリア人アントニオ・ボッシ ─ ヴュルツブルクのレジデンツにおける “オーナメントの天才” ─ のような才能溢れる装飾美術家、ヨハン・ヴォルフガング・ファン・デア・アウヴェラやミュンヘン出身のゲオルグ・アダム・グートマンといった彫刻の名人が、ディテール豊かな装飾を施しました。 さらに、絵画を担当した人物としては、まず第一に18世紀最大のフレスコ画家ジョヴァンニ・バティスタ・ティエポロが挙げられます。 彼らは、レジデンツに「エントランスホール」や「階段の間」、「白の間」、「皇帝の間」といった “不朽の名作” をもたらしました ─ たとえば「鏡の小部屋」などは、多くの人が “ロココ様式による完璧な空間芸術作品” と見なしています。 この共同芸術作品では、国籍も言語も異なる芸術家たちが「ヴュルツブルクのロココ」を創り出しましたが、と同時にドイツのロココ様式において「最もイタリア的」なものでもありました。 宮廷庭園 (ホーフ庭園) もまたユネスコ世界遺産に含まれており、その豊満な美はレジデンツに勝るとも劣りません。 同様にヴュルツブルクで見逃してはならないハイライトがマリエンベルク要塞です:ここからは、市街地や周辺部への素晴らしい展望を満喫できます。 至る所に有名なフランケンワインのブドウ畑が見えるので、とりわけ魅力的に感じる人もいるかも知れません……。

旅行情報&サービス

開館時間

4月~10月:9:00-18:00 (入館は17:30まで)

11月~3月:10:00-16:30 (入館は16:00まで)

毎日開館 (1月1日と「カーニバルの火曜日」、12月24日&25日&31日を除く) 、宮廷庭園は日没もしくは20:00まで毎日開園。

イベント

2014年5月23日~6月29日:ドイツ最古のモーツァルト音楽祭 (レジデンツ内)

2014年6月30日から7月6日:宮廷庭園ワイン祭り (レジデンツ前)

リンク: www.residenz-wuerzburg.de

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