新旧がまざり合う職人の世界
「Made in Germany」がもつ品質と信頼のブランドは、ドイツ国内はもちろん、世界中で高い評価を博しています。完全主義者の国ドイツというイメージは、伝統的なドイツのクラフトマンシップ、つまり職人気質に由来しています。伝統的なパン屋さんや新進気鋭のファッションデザイナー、若手ワイン醸造家を訪ねてみましょう。何世紀にもわたって継承されてきた匠の技と情熱と愛情が今も脈々と生き続けているドイツの職人の世界をご紹介いたします。
ドイツの職人技発見の旅
昔の価値観を再認識する新たなブームが生まれています。これまで常識とされてきた決まりごとにとらわれず、新たなものを生み出したいと願う職人や芸術家には、これが願ってもない追い風になっています。使い捨てや消費主義の対極にある伝統への回帰と自然への畏敬の念が、新たなブームの火付け役となっているのかもしれません。
ドイツの職人技を語るとき、パン職人の話抜きでは語ることはできません。ドイツ北部のヴァルスローデで4世代にわたって家族でパン屋を営むパン職人シュタットレンダーさんにお話を伺いました。
ヴァルトラウト・ケッヒさんは、黒い森地方で220年以上も昔からかぶり続けられている伝統的な帽子を作る最後の職人の一人です。ケッヒさんの工房を訪ねて、帽子の上に縫い付けられる14個の赤い玉飾りが何を意味しているのか、また途絶えそうなこの仕事を始めた理由を尋ねてみました。
芸術と文化で知られるワイマールの町は、建築とデザインに現在も影響を与え続ける芸術学校バウハウス生誕の地でもあります。この町でバウハウスファッションを創るデザイナーのアンネ・ゴルケさんにお会いします。
ドイツの小さな町で「匠」に触れる
多岐にわたるドイツの職人技。匠の世界をまずは動画でお楽しみください。
ドイツのさらなる旅のスポット!
ドイツには、まだ知られていない魅力的な場所がたくさんあります。ワクワクするようなドイツの知られざる旅のスポットを幅広いテーマでご紹介します。