小規模な木骨家屋と綺麗なバロック建築が立ち並ぶヴェッツラーの旧市街は、アドベント (待降節:クリスマス前の約4週間) にこそ、訪れる価値があります。しっかりとした造りの小屋を中心とする、ヴェッツラーのクリスマス村が、大聖堂の周りに出現するからです。屋外でゆっくり過ごせるように、屋根付きの席も設けられます。威容を誇る大聖堂を前に、スケートリンクで楽しむのも良いでしょう。もうひとつの会場となるシラー広場では、工芸品を目にできます。有名な木彫家や籠職人、ほうき職人が出品する他に、ガラス工房が設けられ、様々な工芸家が工程を踏まえてガラス製品を作り出します。