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ユネスコ生物圏保護区ショルフハイデ=コリーン ─ 地平線が広がる “ツルの国”

ユネスコ生物圏保護区ショルフハイデ=コリーン ─ 地平線が広がる “ツルの国”

最終氷期の氷河が1万年から1万5千年前に溶けて、典型的な “氷河による地形” である、変化に富んだ土地が生まれました。

静かで人口密度が低く、広々とした平野に森林が入り組んでいること、そして極めて狭い場所に様々な地形が存在していることが、豊かな動植物相の素地になっています。湖沼も非常に多く、ドイツでは珍しい種の生活圏が形成されています。たとえば、保護区全域でビーバーやカワウソを目にできますし、ドイツに生息するコウモリ22種のうち16種が保護区内で確認されているのです。

ほぼ自然のままの森林部では、オジロワシやミサゴ、アシナガワシが抱卵しています。森林地帯の中には湿原が数多くあるので、ナベコウやツルにとっても理想的な生活圏といえます。そして、生物圏保護区のほとんど全ての村に、シュバシコウが営巣しているのです。

もっとも、ユネスコ生物圏保護区ショルフハイデ=コリーンの風景は、数百年来の人間の利用と耕作から生まれたものでもあります。生物圏保護区は、人間の手が加えられてきた、文化的景観でもあるのです。また、ユネスコ生物圏保護区ショルフハイデ=コリーンでは、類い稀な歴史の痕跡も目にできます。たとえば、昔の避難城砦の環状防塁や儀式施設、領主の館や大規模な作業小屋を備える農園、森林部の村を構成する質素な木骨家屋などです。有名なコリーン修道院は、北ドイツ特有のブリック・ゴシック (レンガ造りゴシック) 様式を代表する建築物といえるでしょう。さらに、グリムニッツやグライフェンベルクなどの廃城も、印象的な “歴史の証人” に数えられます。

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